のたっと ~人と動物を結ぶ会~

About us

のたっと ~人と動物を結ぶ会~ とは?

 東京農工大学の農ゼミとして2007年度に「TUAT-AAE」(※TUAT: 東京農工大学 AAE: 動物介在教育)として発足し、2010年度から活動理念を新たに「のたっと ~人と動物を結ぶ会~」として活動している団体です。 動物介在介入を基本として、人と動物の関係について自主的に学ぶゼミナールです。
週一回程度のミーティング、勉強会やイベントの企画?実施を行うほか、ウサギやハムスター、モルモットなどの飼育をしています。 会費は月200円(主にウサギ飼育のエサなど)、年度毎に徴収します。

「人と動物を結ぶ」という意味で英語のノット(knot)、そして東京農工大学をあらわすTATをあわせ、knotat:のたっとという名前になりました。
2015年度には「学生ボランティア団体」・「学生ビジネスプランコンテスト」にて「学生ボランティア団体助成」に採択していただきました。

活動理念

動物介在教育・動物介在療法・動物介在活動についてその実施方法について学び、実践する
ゼミの活動で学んだ知識を社会に還元するため、動物とふれあう機会や生命について学ぶ機会を提供する

動物介在介入とは?

・動物介在教育(AAE: Animal Assisted Education)
・動物介在療法(AAT: Animal Assisted Therapy)
・動物介在活動(AAA: Animal Assisted Activity)
などの動物を(意図的に)用いた介入行動全般を指す言葉です。
近年になって登場した概念で、日本での知名度は非常に低い分野です。

 AAEやAAAはレクリエーション・治療・教育など、高度な専門知識や専門職によるものだけでなく、ボランティアやparaprofessional(専門職補佐)によって行われる介入です。 対してAATは治療に明確な基準をもち、goal-directed(目的達成の意欲に満ちた)介入で、専門職がその職業範囲において高度な知識・経験によって提供するものです。

動物介在教育

 動物を通じた教育全般を指す概念です。
情操教育への寄与・人間社会や他の生物に対する意識付けや理解の促進などを目的として、幅広い教育を目指します。 のたっとで多く行われる活動で、小学校での訪問授業や科学イベントへの参加を行っています。

動物介在療法

 動物を疾患などの治療において段階の一部に用いる概念です。 「アニマルセラピー」と混同されがちですが、AAT・AAAの両方を指す日本での造語として知られています。 医師により治療の一環として計画され、その効果判定を必要とします。動物とのふれあいにより「結果的に」疾患などの改善につながったものはAAAとされ、「意図的に」疾患などの改善につなげるものをAATと呼びます。

動物介在活動

 動物を通じたレクリエーションなどを行うのがAAAです。 イルカセラピーなどの治療の一環ではない動物を通じた疾患治療などはこのAAAに属し、AAEやAATをAAAに含める場合もあります。

動物介在介入キーワード

動物介在教育(AAE)・動物介在療法(AAT)・動物介在活動(AAA)・ヒューマンアニマルボンド(HAB)・コンパニオンアニマル・service-animals・介助犬・アニマルセラピー

のたっとメンバー

 のたっとのメンバーは東京農工大学農学部1~3年の学生と顧問の先生で構成されています。
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